Amazon.co.jp
東広島大学の由香(須藤温子)は留学生カブレラ(リカヤ・スプナー)に勧誘され、なんと廃部寸前の相撲部に入部するはめになり、2人きりの練習を始めていく。やがて東広大で全国国公立大学相撲選手権が開催されることになるが、出場のためには男子部員を5人入部させなくてはならず、由香とカブレラは留学生仲間らをかき集めるが…。
外国人留学生と女子学生の入部で廃部の危機を救われた広島大学相撲部の実話を基に、サトウトシキ監督が描く青春スポーツ映画。単に女子相撲の珍しさを見せる映画かと思いきや、留学生たちの描写にも力が入り、また広島が原爆投下の地でおることなどもさりげなく訴えながら、国際色豊かなエンタテインメントを構築しえている。淡々とした語り口には慣れるまでちと戸惑いもあったが、クライマックスの試合シーンは大いに盛り上がり、須藤温子らキャストの身体を張った実演も好もしい限りであった。(増當竜也)