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僕が15で社長になった理由(わけ)

僕が15で社長になった理由(わけ)

家本 賢太郎
定価 : ¥ 1,470
発売日 : 2001/12
出版社/メーカー : ソフトバンククリエイティブ
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   12歳で車椅子の生活を余儀なくされた少年が、中学卒業からわずか2か月で会社を興し、倒産の危機に見舞われながらも再建。19歳で会社を業界6位にまで成長させた激動の19年間をつづった家本賢太郎の半生記。

   野球好きなごく普通の少年に突然不幸が襲う。12歳で、脳腫瘍が発見され、手術中のミスにより半身不随となり、生涯車椅子での生活を宣告される。しかし、インターネットとの出合いによって、彼の世界は狭い病室から文字どおり「世界」へと一気に広がった。

   入院生活を強いられた著者は、小学校6年の3学期から中学校卒業までほとんど学校に通えなかった。しかし独学で身につけたパソコンの知識はプロ顔負けで、実際自らが作ったソフトには海外から買い付けのオファーがひきもきらなかった。

   そして、15歳。中学校の卒業証書をもらうとすぐさま念願だったレンタルサーバーの会社を興す。しかし、マスコミにもてはやされ、会社を拡大しすぎて、会社は倒産の危機に…。また振り出しに戻った著者は会社を再建させるべく奮闘する。

   いくら天賦の才能があっても、15歳の少年には荷が重すぎたのだ。そう簡単に物事がうまく運ぶわけがない。だが、車椅子に乗る15歳の少年社長が、自らの行いを素直に反省し、試行錯誤を繰り返しながら不況の荒波を乗り越える姿に誰もが勇気を与えられるであろう。

   経営者は障害者だろうが10代の少年だろうが容赦なく困難を突きつけられるもの。弱肉強食の社会に先頭を切って身を置くことである。本書には、その世界に自ら飛び込んだ19歳の好奇心旺盛な青年の戸惑い、怒り、喜びが率直につづられていて、著者の体温が伝わってくる。読後、体の中に底知れぬ力がわいてきた。(東隆史朗)


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