| ヤフー経由でアマゾンを検索! |
|
Amazon.co.jp
画期的な商品やサービス、技術革新や業務改善のアイデアを生み出すノウハウは、これまで優れた個人の思考の中だけにあり、共有できないものと考えられていた。それを、誰もが身につけられるスキルにして示そうというのが本書の狙いである。
プロセスの柱は、「情報の把握」「アイデアを考える」「アイデアを改良する」「アイデアを試してみる」の4段階。アイデアの基礎になる情報をより広く、深くつかみ、現行のやり方や制約を脱して考え、思いついたアイデアを却下されないよう実用的にし、リスクを最小限に抑えて試す、といったポイントが浮かび上がってくる。
4段階の中では、「インフォメーション・シンキング」「モディファイド・シンキング」などの計8つのテクニックを紹介している。中でも、アイデアをたくさんもつ人の思考の中身が理解できる、「アイデアを考える」5つのテクニックは注目に値する。
個々のテクニックはシンプルな「発想法」といえるものだが、それを集めて、初期の情報把握からアイデアの運用・実現段階までのプロセスにまとめた点は画期的である。凝り固まった頭を解きほぐしてくれる1冊である。(棚上 勉)