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Book Description
戦後、我々にはドキュメンタリー(記録)が届けられていたが、その後ロブ・レイナーによってモッキュメンタリー(偽物の記録)が送られるようになり、さらにはムーアがクロッキュメンタリー(ばかげた記録)という第3のジャンルを開拓した。
いったい、どうやって、マンハッタンで優雅に暮らすムーアが、あたかも無産階級の“われわれ市民の代表者”のようなイメージを作り上げることに成功したのか、と彼等は問う。そして、どうして、無根拠な議論好きの扇動者でしかないムーアの後ろに、あたかも宗教かなにかに身を捧げるかのように、付き従う群衆が増え続けているのか? 綿密な調査結果と、手堅く理由付けされた議論によって、そして挑発的な機知をちりばめつつ、本書は左翼の大物ターゲットに照準を合わせる。政治的かつ文学的。